木古内町国民健康保険病院の病院事業管理者と病院長より、地域の皆さまへごあいさつを申し上げます。
病院事業管理者ごあいさつ
「最後まで安心してこの町に住み続けられるように」
木古内町国民健康保険病院は、地域の基幹的な公的医療機関として、長年にわたり地域医療の確保に重要な役割を果たしてまいりました。
しかし、現在人口の約30%を高齢者が占め、団塊の世代が後期高齢者に達しつつある中、医療や介護の需要は増大し、さらに働き手世代の減少や医療介護人員の確保が課題となっております。
今後も持続可能な医療提供体制を確保するためには、個々の病院で完結する医療から、地域全体で支え合う医療への変革が必要です。限られた医療資源を地域全体で効率的に活用するため、「地域医療構想」に基づき、都市部との連携や人的交流を強化し、より一層地域に貢献してまいります。
交通や情報でのつながりはもちろんのこと、人的資源が比較的豊富な都市部との「つながり」を深め、地域全体で医療を支える仕組みを築いていくことが、私たちの使命です。
皆さまが安心して暮らし続けられる町を目指し、これからも努力を続けてまいります。
病院事業管理者 菊一 雅弘
金沢大学医学部卒業(1985年)/ 消化器外科
日本外科学会専門医・指導医
院長ごあいさつ
「地域住民の安全と安心を得られるよう努めてまいります。」
当院は現在99床の入院ベッドと14床の透析ベッド、そして内科・外科・整形外科・泌尿器科・眼科・婦人科・小児科・耳鼻咽喉科の外来枠を有する、木古内町・知内町・福島町の3町の医療圏をカバーする病院です。
慢性疾患による身体機能改善・維持目的のリハビリテーションにも対応しております。
現在、木古内町は高齢化率が約49.6%と北海道でも有数の高い地域となっており、必然的に町民の健康問題が重要な課題であります。当院は救急医療体制の維持とともに感染症にも対応できる環境を整えております。
今後は住み慣れた地域で生活を続けることができるよう、在宅医療のさらなる強化が必要でしょう。専門性の高い病気の方については函館の病院と連携しつつ、淀みのない医療の継続を心がけてまいります。
町民の皆さまには当院で完結できない診療体制にご不満もあるかと思いますが、今後の病院の在り方について一緒に考えていただけると幸いです。
病院長 吉田 優一
筑波大学医学専門学群卒業(1992年)/ 内科(総合診療)
日本プライマリ・ケア連合学会認定医 / 令和4年 病院長就任